大分市カヌー協会20周年記念「秋の球磨川ツーリング」
10月5日、6日は、待ちに待った「球磨川ツーリング」です。でも朝から台風の影響で雨が降り出しました。予定通りに7時にリバーパークに集り、カヌーを積み込み57号線経由で、10時過ぎにやっと熊本インターに出て、そこから高速で人吉に向かって、3台でスタートします。
一方では、この日は、福岡、長崎、宮崎、鹿児島からも、人吉で11〜12時の合流を目指して来ているはずです。
予定より少し遅れて私たち大分組は、11時半に人吉城付近に到着。総勢が16名ほどだったので先に到着した組は、食事をすませて車で待機。1時前には食事をすませて、渡り下の「馬場」に到着。ここで、土砂降りの中を着替えて、いよいよスタートです。
これが、スタートしてすぐに出てくる瀬です。結構パワーあります。
雨が降っているかなど忘れてしまうほどの、流れでした。
ここからしばらく静かな流れの中を、下っていよいよ「二俣の瀬」1日目は、200mほど川原を歩いて、その瀬を見に行き、どうコースを取るかを話合い、いよいよスタート。
1日目は、こんな感じで、ほとんどが撃沈
この下にも3つほどのパワーのある瀬が続きます。これは「網場の瀬」です。
そして、最後に待っているのが「高花の瀬」上から見ていると、右にスーとカーブした瀬のように見えますが、実際に下ってみると1,5mほどの波がいくつも押し寄せてきます、しかも右手は岩が迫っています。
1日目は、多くのメンバーが至るところで沈しましたが、2日目になると昨日人とは思えないほどの成長ぶりで、昨日身震いしていた瀬を、下見も無しに何の抵抗もなく下ってゆきました。
大分市カヌー協会が20年目を迎え、多くのメンバーのご協力を得て様々な企画をして来て、この球磨川下りが最後の企画になりましたが、思い出の深い内容となりました。それは、
1,川下りが単に川を下ることだけではなく、そこまでたどり着くための皆さんの苦労や、努力があってこのツーリングがあること。
2,ツーリングは、川を下ること以上に陸上での積み込み、配車などをするチームワークが大事である事
3,ツーリングには、一人一人があらかじめ全ての計画を理解して、連絡網を作り上げておくことが大事であること。
などを感じました。それにしても事故もなく、無事に皆様が家々にたどり着いて安心しました。