この秋に計画していた仁淀川カヌーツーリングを、度重なる台風のために四国行きを断念し、宮崎の五ヶ瀬川ツーリングに変更しました。
五ヶ瀬川は、宮崎県北部を流れる五ヶ瀬川水系の本流で、延岡市から日向灘に注ぐ一級河川です。流域には300年の伝統を誇る鮎梁が秋の風物詩として有名であり「日本のかおり風景100選」にも選定されています。また、この川の脇には「高千穂線」という鉄道がかってありましたが、2008年の大水害で修復不可能となり廃止され、その代わりに「日之影バイパス」が旧鉄道より遙かに高いところを延岡から高千穂までを結んでいます。今回カヌーツーリングしたのは、日之影町の「星山発電所」付近から北方町までの9km余りを下りました。スタートして四時間のコースです。
当日の五ヶ瀬川水量は1m40cmでまずまずの水量です。
現在の水位表はここをクリック
期 日 2019年10月6日(日曜日)
集合場所、 大分は、午前8時にリバーパーク犬飼に集合して、カヌーを積み込み午前10時に宮崎県 五ヶ瀬川「道の駅北方よっちみろ屋」駐車場で他県組と合流しました。
特 徴、
五ヶ瀬川は、切り立った渓谷を流れるところに特徴があり、流域に大きな都市や工場がないこともあって2〜3mの水深までキレイに見えます。道路は延岡ーーー高千穂ーー熊本線に入っていきますがその道路と川の高低差が100m近くあり、二年前の初回にはスタート地点を探すのに苦労しました。結果的にはこの川に流れ込むもう一つの支流に沿って入ることが出来ました。
また、本流に入っても最初の100mは大きな石の間をぬって下ることになりますが、「星山発電所」まで来ると発電所からの水が加わり大きな流れになります。最初に「発電所下の瀬」が現れてきますが、これは注意すれば問題なく通過出来ます。この後500mほど美しい静水が続いて、次に現れるのが「滝下地区上の瀬」と呼ばれる瀬で、流れが二つに分かれて下流で直角にぶつかり、一方の流れは正面の大きな岩盤にぶつかっているという瀬です。今回は二方に分かれた中の川原が水害で綺麗に洗われていて樹木が1本もなかったので、ここに上陸、全員で下見をしっかりして2名ほどがデモをしてコースを頭に入れてもらいました。(動画参照)この後は、いくつかの瀬が続きましたが今回水量があった為に全員問題なく下ることが出来ました。やはり、3年前の初回に比べるとコースの研究や参加者のレベルも上がっているので下りやすく感じました。
時 間、 ツーリングは11時スタートし、3時に上陸し四時間の行程。この後カヌー積み込み着替えを済ませ、昼食、帰路
参加者 11名
※ 未経験者は参加出来ません。